我が家のキッチン換気扇(レンジフード)が、先日突然、煙や熱を吸わなくなってしまいました。ファン自体は問題なく回っているのに、吸い込みが極端に悪い…。
そこで、原因を調べて思い切って大掃除をしたので、その記録を共有したいと思います。
※ 換気扇周りの作業を行う際は、ブレーカーを落とす等して、不意に動作しないようご注意ください。また電源周りを着脱される際は、モノによって電気工事士の資格が必要になる場合がありますので、ご注意ください。
20年選手、ガタが来始めた我が家の換気扇
我が家のキッチン換気扇は、一般的なシロッコファンタイプで、設置から20年以上が経過しています。
最近は、異音が出てシロッコファンを清掃したり、軸に油を差したりと、ちょこちょこメンテナンスが必要になってきていました。そこに今度は煙を吸わない問題が。ファン自体はちゃんと回っているので、ファン以外の場所に問題があるはずと考え、換気扇の仕組みを踏み込んで調べてみました。
怪しいのは「チャッキダンパー」
換気扇が吸い込んだ空気が外に排出されるまでの経路を調べたところ、排気ルートには主に以下の要素があることを知りました。
- シロッコファン(本体):空気を吸い込む羽根。
- チャッキダンパー:ファンケースの先にある、外からの逆流や外気の侵入を防ぐための弁(羽根)。
- 排気ダクト:チャッキダンパーから排気口までを繋ぐ管。
- 排気口(防虫網含む):屋外の排気の出口。
以下リンク先が参考になるかなと思います。
まず、屋外の排気口(防虫網)を確認しましたが、外から見る限りは詰まっている様子はありませんでした。ダクト内部の詰まりも考えられますが、経年劣化と油汚れを考えると、ファンケースの出口にあるチャッキダンパーが、油の固着などで開かなくなっている可能性が最も高いと推測しました。
チャッキダンパーにたどり着くまでの道のり
原因が特定できれば、あとは実行あるのみ。チャッキダンパーの羽根を清掃することにしました。
シロッコファン換気扇の掃除は、フィルターやシロッコファン本体を取り外すところまでであれば、経験された方も多いと思います。しかし、チャッキダンパーは、さらに奥、ファンケース(シロッコファンを覆っている箱状のパーツ)を取り外さないと姿を現しません。
手順としては、まずファンを取り外すところまでは以下が参考になります。
その後、ファンケースを外して羽を取り出すところは、以下の動画が非常に参考になります。
ケースを外すところ↓
チャッキダンパーを外すところ↓
ファンケースを外すと、排気ダクトの入り口部分に、目的のチャッキダンパーの羽根(弁)がお目見えします。
その羽根を指で持ち上げてみたところ、軽い力ではビクともしませんでした! やはり、長年の油汚れが固着し、完全に「蝶番」のようにくっついてしまっていたようです。少し力を入れると、バリッと開きました。
羽根を外して徹底清掃!
写真を撮り忘れてしまったのですが、羽根は長年の油でギトギトになっていました。これを徹底的に落としていきます。
我が家では、以下の洗剤を使い、しばらくつけ置きした後にブラシで擦り洗いすることで、固まった油を落としました。
復元と試運転
羽根がきれいになったら、今度は逆の手順でファンケース、シロッコファンなどを元通りに装着していきます。ネジの締め忘れなどがないよう確認しましょう。
すべてのパーツを戻し終えたら、いよいよ試運転!
奥の方で少し明るくなっているのは、排気口からの光です。明るくなっているのが見えるということは、換気扇を回したことでチャッキダンパーがしっかり開放されているということになります。
また換気扇を止めると、後半部分で光が見えなくなります。これは風がおさまってチャッキダンパーが閉じたためです。
正常に動作していることも確認でき、また煙や熱もしっかりと外に排出されるようになり、無事に問題解決です。
まとめ:吸い込みが悪い原因は「ダンパーの固着」かも!
今回の経験から、シロッコファン自体は回っているのに換気扇の吸い込みが悪い場合、その原因はチャッキダンパーの固着である可能性が非常に高いということがわかりました。
- 異音はしない、ファンは回っている
- 屋外の排気口は詰まっていない
この二つの条件が揃っているなら、ぜひチャッキダンパーの清掃を検討してみてください。ファン本体の清掃経験があれば、ファンケースを外す手間が加わるだけなので、自力で十分対応可能です。
清掃後は換気能力が劇的に回復し、キッチンの空気がきれいになるのを実感できました。
